女性運転士

小湊鉄道では、現在11名の女性バス運転士が活躍しています。今回は、採用担当者が、3名の運転士にインタビューを行いました。

  • 路線バス運転士 Aさん

    長南営業所 高速バス運転士

    吉野さん(2008年入社)

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  • 高速バス運転士 Bさん

    塩田営業所 路線バス運転士

    井上さん(2002年入社)
    大堀さん(2016年入社)

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長南営業所 高速バス運転士

吉野さん(2008年入社)

大型二種免許取得後に入社。入社後数年して、高速バス運転士にキャリアアップし、長南営業所で担当している「茂原~羽田空港・横浜線」「茂原~東京線」などに乗務している。小学生の子どもが2人いる。

Q:小湊鉄道へ入社したきっかけは?

前職では、工場の機械オペレーターをしていたのですが、家庭の事情で、大型二種免許を取得することになりました。すぐに運転する機会はなかったので、未経験者への教育が充実している小湊鉄道に入社しました。気付けばもう10年間勤務しています。

Q:長く続けられている理由は何だと思いますか?

入社時も今も変わりませんが、所長や先輩方がよく面倒を見てくれるからだと思います。また、長南営業所の雰囲気は、とても家庭的で、居心地のいいところが気に入っています。長南営業所の女性運転士は現在1名なのですが、事務スタッフには女性が多くいますよ。

Q:現在、どのような仕事をしているのでしょうか?

私は高速班に所属しており、長南営業所で運行している高速バス全4路線に乗務しています。路線バスの乗務もあって、割合は大体半分ずつです。

Q:入社してから、どのように高速バス運転士になったのですか?

入社当初は、市町村から委託されているコミュニティバスの運転でした。それから、中型バス・大型バス・高速バスというように、5年くらいかけてステップアップしていきました。

Q:仕事のやりがいはどんなところで感じますか?

お客様から直接お褒めの言葉やねぎらいの言葉をかけていただくことがあり、それがやりがいになっていると思います。これからも仕事を頑張ろうと思いますね。

Q:気をつけていることや目標を教えてください。

自分が車酔いしやすいこともあり、丁寧な運転をするよう心掛けています。また、女性ならではの細やかなサービスを行っていきたいと思います。

Q:プライベートではどうですか?

プライベートでは、食生活に気をつけるようになりました。高速バスの乗務ですと、横浜や東京へ行くので、共同運行会社の車庫や、会社が用意している場所で休憩になります。手作りの味噌汁やスープを保温できるジャーに入れて持って行っているので、それとおにぎりを食べています。コンビニで買った食べ物で手軽に済ませることもできますが、健康のことを考えると、手作りのものがいいですよね。

Q:仕事と家庭の両立はうまくいっていますか?

早朝から運行があるダイヤや深夜バスなど、子どもたちの寝顔しか見られないときもありますが、早番のときは、帰宅してから家族揃って夕飯を食べたり、娘とお風呂に入ったり、一緒に過ごす時間を大事にしています。すべての家事・子育てはできないので、近くに住む母の協力を得ながらやりくりしています。

娘さんから今朝もらったという手紙を見せてくれた吉野さん。バス運転士として働くママを応援しているメッセージでした。子どもたちと過ごす時間を大事にしながら、これからも高速バス運転士として活躍してほしいと思います。

塩田営業所 路線バス運転士

井上さん

井上さん(2002年入社)

以前働いていた職場で、小湊鉄道のバス運転士と知り合ったのがきっかけで入社。大型二種免許を取得するのにはかなり苦労したという。塩田営業所で働く女性運転士の中で、キャリアが一番長く、頼りになるお姉さん的存在。

大堀さん

大堀さん(2016年入社)

大型二種免許取得後に入社。前職では4トントラックで配送の仕事を行っていた。学生の頃に利用していた小湊バスで運転士となり、今では10mを超える大型バスも乗りこなす腕前。

Q:当社の魅力は何ですか。

規則に強く縛られないところです。決して、何をやってもいいという意味ではありません。一から十までマニュアルがあって、その通りにきっちりやらないといけないということはないので、働く側としては息苦しくないです。運転士の裁量による部分や、ケースバイケースで対応する能力が求められます。

先輩が優しいところです。井上さんは私のことを「おーちゃん」と呼んでくれて、よく面倒を見てもらっています。2人で飲みに行くこともあり、とても仲がいいんです。また、長く働けることも魅力の1つだと思います。ベテラン運転士の方がたくさんいて、入社した頃は、分からないことなどよく教えてもらいました。

Q:仕事やプライベートにおいて、何か気をつけていることはありますか?

私は健康に気を付けています。仕事中はほとんど座っているので、休憩時間にはバスから降りてストレッチをよくします。お酒を飲むのが好きなのですが、翌日の仕事を考慮して、いつも控えめにしています。また早めに寝るように心掛けています。

私は、事故を起こさないこと、安全にお客様を送り届けることを常に意識しています。

Q:お二人とも入社前に大型車の運転経験はありませんでしたが、不安はありませんでしたか?

当社の路線バスの種類は2つあって、中型バスと大型バスがあります。中型から徐々に慣れていくのがいいと思いますね。営業所や車庫によっては、ポンチョという小さいバスもありますよ。

私も入社時は中型バスから乗務を始めました。今は大型バスを担当車として運転しています。中型バスに乗っていたときは腰痛がひどかったのですが、井上さんに話をしたら、「大型バスに乗るのがいいよ」と教えてくれ、会社に相談もしてくれました。

中型バスと大型バスの違いは、実はサイズだけでなく乗り心地にも出るんです。まずタイヤの大きさが違うので、その分タイヤの回転が少なく、振動を感じにくいのが特長で、ドライバーに与える体の負担が全然違います。

運転については、最初は確かに、大型バスを乗りこなせるのか不安はありましたが、今では運転にも慣れましたし、腰痛も治りました。

小湊バスでは、路線によって中型バス・大型バスの使い分けをしています。ですので、大型バスに乗れれば、どんな路線も乗務できますよね。

Q:バスによって、そのような違いがあるとは知りませんでした。担当車制のよい点はどこでしょうか。

普通車でも車種やサイズによって特徴があると思うのですが、それと同じです。バスも1台ずつ癖があります。タイヤの位置が違えば、ハンドルを切るタイミングも変わってきますし、クラッチの高さも好みがあると思います。

担当車制であれば、癖が分かっているので、安心感が違いますね。

Q:休日はどのように過ごしていますか?

私は休みに家事をまとめてやります。休みの前後に有給休暇を取って、旅行に行くこともありますよ。

バス会社では「公休日」といって、毎週月曜日・毎週土曜日というように運転士それぞれ固定の休日があるんです。私も休みは家事をやることが多いです。

Q:有給休暇は取りやすいですか?

前もって申請していれば、希望の日にちに大体は取れますね。

ワーキングマザーの方は、有給休暇を取れば、学校行事などにも参加できると思います。

Q:どんな方と一緒に働きたいですか?求職活動中の女性たちに向けて、メッセージをお願いします。

これからバス運転士として頑張っていこうと思っている働く意欲のある方がいいですね。どんな仕事でもどの職場でも、入社して数か月は覚えることが多くて大変ですよね。その大変な時期を過ぎれば、この仕事や小湊鉄道のよいところが見えてくると思います。

入社前までは、大型バスを運転している自分はイメージしていませんでした。今では、バスの運転席から見る景色は、目線が高くて、運転していて気持ちがいいなって思えます。大型二種免許の取得費用を用意しなくても済む養成制度をもっと知ってもらえたらと思います。どんな人にもチャンスがあるので、是非チャレンジしてもらいたいです。

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※塩田営業所では、Aさんは毎週日曜日・Bさんは毎週水曜日のように公休日が指定されています。営業所・車庫によって、5勤1休、6勤1休など勤務体系が異なります。

※取材時(2018年1月)の内容です。

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